この映画で、一番涙が止まらなかった部分は、アリー（レディーガガ）の歌声でした。
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【作品概要】アリー/スター誕生
| 公開日 | 2018年12月 |
|---|---|
| 監督・脚本・製作 | ブラッドリー・クーパー |
| 出演者 | ブラッドリー・クーパー、レディー・ガガ、他 |
| 製作国 | アメリカ |
| 上映時間 | 136分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ（音楽） |
| 主な受賞 | 第91回アカデミー賞(2019)、第76回ゴールデングローブ賞(2019) |
| 音楽が最高！判定 | |
| 涙が止まらない判定 | |
| ピュアラブ判定 | |
| 総合評価 |
DEFUGAMIのチェックポイント
度々リメイクされている『スター誕生』の中でも、今作の『アリースター誕生』は、4度目のリメイク作品となります。
アリーが次第にヒットする反面、自身は落ちぶれてアルコールに溺れていく姿など、スターの光と闇をみているようで、その心情が伝わってきます。
- スターの顔になっていく、アリーの変化。
- レディーガガの歌声
- ブラッドリークーパーのハスキーな歌声・ギター演奏が最高！
- ジャクソンが抱える葛藤の大きさが、そのままアルコールの量に変わっていく辛さ。
- 夢を叶えたアリーの姿を見守るジャクソンの切なさ。
- アリーのジャクソンへの献身的な愛情。
- レディーガガの素顔と勘違いしてしまうほど、ナチュラルな表情が見れる。
てっきり….。
アリー/スター誕生はこんな人にオススメ
- レディーガガ、ブラッドリークーパーのファン。
- 迫力のあるレディーガガの歌声を、映画で楽しみたい。
- ヒューマンドラマの映画を見たい。
- 2018年公開映画の中で、一番感動するおススメな映画が見たい！
あらすじ｜
日々、仲の良い友人ラモンと一緒に、ホテルでの仕事で生活費を稼ぐ毎日です。
時折、ラモンがダブルワークしている、ドラァグ・クイーンのクラブで歌うことで、満足するようにしていました。
ジャクソンはというと、引く手数多のロックスターとして、ライブで歌っていましたが、アルコール依存性の問題を抱えていました。
そんな彼を、影でずっと支えていたのが、年の離れた兄ボビーの存在です。
ある晩、ライブが終了した後、ジャクソンは近くにあった、アリーが歌うクラブへ、偶然立ち寄ります。
もちろん、アリーの存在を知りません。
ジャクソンは、クラブで働いていたアリーの友人ラモンと、飲み始めた矢先に、彼女のパフォーマンスが始まりました。
ジャクソンとアリーの出会い
期待に胸が高まります！
彼の視線の先は、アリーに向けられ、目を離せない様子です。
圧倒的な歌唱力と、観客を惹きつける魅力に、大スターのジャクソンは、心を揺さぶられました。
アリーのパフォーマンスが終わった後、スターの特権をフル活用して、ジャクソンは彼女に近づきます。
ジャクソンは、アリーに興味津々で、なんとしても彼女と近づこうとし、二人で飲み直しに行きます。
お酒を片手に、アリーのオーディションでの体験を話していると、酔った客に絡まれてしまいました。
アリーは、その客を思わず殴り、トラブルになるものの、乗り切ります。
ジャクソンとアリーは、近所のスーパーで氷を入手し、アリーの手が腫れないように介抱しながら、より深い身の上話をし始めました。
ガラガラの駐車場でShallowを熱唱
深夜にスーパーの駐車場で、大スターと一般人が語り合う、奇妙な光景でしたが、お互いに芽生え始めた愛情に気づく、絶好のタイミングです。
アリーは、作曲していることを、話の流れでジャクソンに伝え、バックミュージックもない状態で、『Shallow』を熱唱し始めます。
二人が出会ってから、まだ約1日ですが、お互い惹かれ、尊敬するパートナーとして、感じ始めました。
スター誕生！
アリーは、ジャクソンに強引に押し切られる形で、ある晩遂に彼のライブステージに、上がることを決意します。
しかも、ジャクソンがギターで奏で始めたのは、アリーのSharonでした。
このデュエットがキッカケになり、アリーは勢いよくスターの階段を、駆け上がって行くのです。
ここからは、本格的にアリーたちの物語が始まります。
ぜひ、映画で二人の行く末を、確認してください！
注目キャスト
ジャクソン役｜ブラッドリー・クーパー
ジャクソンの歌声は、全て本人が熱唱していました。
ミュージシャン役を、自ら行うぐらいなので、歌やギターに自身があったのでは？
役柄のリアルさを追求するためか、監督業の傍でギターやピアノから、ボイストレーニングを、半年間・週5回のレッスンを行なっていたそうです。
レッスンだけでは終わらず、役作りのためにミュージシャンのスタジオを訪れ、彼らの住む世界を体に叩き込んでいましたと、言われています。
その甲斐があり、ブラッドリークーパー演じるジャクソンの歌声は、低く静かに響き渡るライブを聞いているような、スクリーンを通した迫力を感じます。
また、今作『アリー/スター誕生』が、ブラッドリークーパーの初監督作品となりましたが、完成度の高さを認められ、1作目からアカデミー賞デビューです。
ストーリーの中で、ジャクソンの依存症の苦しみを、包み隠さずリアルに表現し、周囲の人たちの辛さなど、葛藤が静かに伝わってきました。
アリー役｜レディー・ガガ
結果的には、良い意味で期待を見事に打ち砕いてくれて、彼女の歌声に多くの人が魅了されました。
今作『アリー/スター誕生』のヒロイン・アリーは、自分の歌には自信があるものの、数々のオーディションなどで、容姿に対して指摘され続けていました。
そのことから、アリーは容姿に自信をもてず、ナチュラルにな印象がある女性です。
しかし、ジャクソンに連れられ、初めて大勢の舞台に立ち、無我夢中で歌い始めたシーンは、スターの輝きを感じました。
カメラテストとのシーンの一部に、アリーが朝目覚めるシーンが入っていたそうです。
ガガの化粧を落とすという、ブラッドリークーパーの行動は大胆でしたが、『化粧のまま寝ない』という、シンプルな理由でした。
レディーガガは後に、この映画の成功は、ブラッドリークーパーの存在があったからこそだと、彼を絶賛しているそうです。
DEFUGAMIの感想｜アリースター誕生は鳥肌が立つほど最高！
今作『アリースター誕生』の当初は、ヒロイン役がビヨンセで、監督はクリント・イーストウッドの予定だったそうです。
しかし、ビヨンセの出産が重なったことや、イーストウッドも他の作品に入ったことで、製作は難航していました。
イーストウッドと、映画アメリカンスナイパーで、タッグを組んだ経緯から、ブラッドリー・クーパーの手に渡り完成します。
アリーは、スターになっても変わらず、どんどんアルコールに溺れていくジャクソンを、支え続けている様子は、見ている側が切なさに押しつぶされそうでした。
ここまで、観客をストーリーの中へ引っ張り込む、レディーガガの演技力と、その一瞬をカメラに収める、ブラッドリークーパーのセンスに脱帽です。
【2019.06版】この映画が視聴できる配信サービスは？
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|---|---|
| Netflix | なし |
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◯ |
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| Amazonプライム |
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