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闇のパープルアイ(漫画レビュー)篠原千絵先生のダークファンタジー、リアルな描写と美しさ

 

闇のパープル・アイ(1) (フラワーコミックス)

闇のパープル・アイ(1) (フラワーコミックス)

 

1990年代の篠原千絵先生の作品です。今読んでも新鮮な感覚で読めるストーリーです。どの作品にも共通するのが、主人公の置かれた状況は残酷です。この作品も例外なく篠原先生の世界が爆発です。

自分の中の別の一面と闘う少女

 

闇のパープル・アイ (1) (小学館文庫)

闇のパープル・アイ (1) (小学館文庫)

 


生まれた時から左腕に痣のある倫子。ごくごく普通の女子高生で、幼馴染の水島慎也に恋心を抱く、年頃の女の子でした。

 

しかし生活は一変します。突然、 倫子は不良に襲われ強姦される直前、意識を失ってしまい絶体絶命のピンチ。

実は意識を失っている時に、倫子の身体は突如として豹に変身し、不良たちを食い殺していたのです。

 

そして、倫子に不良たちを影でけしかけていたのが、曽根原薫子でした。彼女の父親は、動物に変身する人間をテーマに研究をしていたことから、薫子もその理論を実証しようとし、倫子を執拗に付け狙っていました。

 

そして倫子が豹に変身したことで、薫子は念願の理論を証明するために、倫子を誘拐してしまいます。

度重なる倫子への絶体絶命のピンチ。果たしてどう切り抜けるのか。

更に水島慎也君は、倫子を助けることができるのでしょうか...?

 

どんどん気になる人物が登場

冒頭に記載していませんが、ストーリーの途中に気になるキャラが登場していきます。小田切貢というフリージャーナリストなんですが、実は彼にも倫子と同様の秘密を抱えていました。

バラバラだったキャラクターたちが、どんどん繋がっていくのが面白いですね!

 

豹の描写が神秘的なんです

倫子と内なる豹をつなげる時の描写が綺麗なんです。

なんだか孤高の存在のような、しなやかな美しさと若々しい少女を関連させる描き方が、さすが篠原千絵先生です。

 

倫子がガラスに写り込んだ自分の目を見た時に、紫色に色づく瞳に気づき、ハッとする倫子。一瞬一瞬のシーンの切り取りの間に、緩急がありどんどん世界へ引き込まれていきます。

 

ぜひ読んでみてください。

 

 




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